トンイのチョンス兄さんは実在する?最後はどうなった?

トンイのチョンス兄さんは実在する?最後はどうなった? 韓国時代劇
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韓国時代劇『トンイ』を観た方なら、きっと忘れられない存在――それがチャ・チョンス、通称“チョンス兄さん”です。

幼いトンイを見守り、時に命をかけて守り続けたあの姿に、心を打たれた方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんなチョンス兄さんが実在の人物なのか?、そしてドラマの中でどんな最後を迎えたのか?について解説していきます。

記事のポイント
  • チョンス兄さん(チャ・チョンス)は実在の人物なのか?
  • ドラマ『トンイ』で描かれたチョンス兄さんの最後は?
  • トンイとの感動の再会シーンと二人の関係性
  • 演じた俳優ペ・スビンさんと現在の活動
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トンイのチョンス兄さんは実在した人物?最後はどうなったのか?

  • 史実には存在しない架空の人物
  • チョンス兄さんの最後はどうなったのか?

史実には存在しない架空の人物

ドラマの中で大活躍するチョンス兄さんですが、実は彼は史実には登場しない、完全な創作キャラクターです。

『トンイ』の主人公であるトンイこと淑嬪崔氏(スクピンチェシ)は、実在の女性として記録に残っていますが、その兄や護衛にあたる人物として「チャ・チョンス」の名前が歴史資料に登場することはありません。

作中では、奴婢の逃亡を助ける秘密組織「剣契(コムゲ)」の一員として、トンイの父や兄とも深い関係があり、後に王宮で重職に就くまでに出世します。

しかし、このような賎民出身の人物が王宮で高位に昇進するのは、当時の身分制度ではきわめて異例であり、フィクションならではの設定といえるでしょう。

チョンス兄さんの最後はどうなったのか?

『トンイ』の最終話(第60話)では、チョンス兄さんが命を落としたり、トンイと永遠の別れをするようなシーンは描かれません。

むしろ、彼は最後までトンイの味方として、彼女を支え続ける存在として描かれます。

王宮を巡る陰謀に巻き込まれ、一時は濡れ衣を着せられそうになりますが、トンイと仁元王妃の活躍により無実が証明されます。

トンイは息子クム(後の英祖)を守るため宮廷を離れ、梨峴宮(イヒョングン)で新たな生活を始めますが、チョンス兄さんも引き続き彼女を守り続けるという展開に。トンイが民のために働くようになった後も、ソ・ヨンギ、シム・ウンテクらと協力し、村で起きた事件の解決に尽力します。

物語のラスト近くでは、白髪交じりのチョンス兄さんが大人になったクム(20代王 英祖)を護衛する側近として登場します。

トンイの墓参りに来ていた王・英祖の側にいるのは、チョンス兄さんが王宮の警護責任者である「内禁衛将(ネグミジャン)」など、高い地位に昇進したことが示唆されます。

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トンイのチョンス兄さんは実在しないが最後まで心に残る存在

  • ドラマ中で描かれた感動の再会シーン
  • チョンス兄さんは結婚した?
  • チョンス兄さんを演じた俳優「ペ・スビン」

ドラマ中で描かれた感動の再会シーン

トンイとチャ・チョンス(チョンス兄さん)の再会は、ドラマ『トンイ』の中でも感動的な名シーンとして描かれています。

第14話の“6年ぶりの再会”

トンイは長い間、家族や仲間を失い孤独の中で生きてきましたが、チョンス兄さんを探し続けていました。

チョンスもまたトンイを探しており、お互いが生きているのかどうかも分からないまま年月が経過します。

トンイがチャン・ヒジェの手下に襲われ危機に陥ったとき、チョンスが現れてトンイを救出し、二人は6年ぶりに涙の再会を果たします。

再会の瞬間、トンイは「本当にチョンス兄さんなの?」と涙ながらに問いかけ、チョンスも「そうだ、トンイ、チョンス兄さんだ」と応えます。

この再会は、トンイが失くしたと思っていた鉢巻きがチョンスの持ち物の中にあったことから、お互いの存在を確信するきっかけとなりました。

チョンス兄さんは結婚した?

ドラマ『トンイ』において、トンイとチョンス兄さん(チャ・チョンス)は結婚しません。

チョンス兄さんは幼い頃から家族同然にトンイを守り、深い愛情を抱いていましたが、その関係は「兄妹のような絆」として描かれいました。

物語が進むにつれ、チョンスはトンイへの恋愛感情を胸に秘めたまま、彼女の幸せを最優先に考え、兄として見守り支える道を選びます。トンイが王の側室となってからも、彼女とその息子ヨニン君(後の英祖)を家族のように守り続けます。

チョンス兄さんの愛情は、恋心と家族愛が交錯した深いものであり、報われぬ想いを抱えながらも生涯トンイを守り抜く献身的な姿勢が、切なくも誠実なものとして際立っています。

チョンス兄さんを演じた俳優「ペ・スビン」

この魅力的なチョンス兄さんを演じたのが、俳優ペ・スビン(배수빈)です。

ペ・スビンさんは、時代劇から現代ドラマまで幅広く活躍する実力派俳優で、誠実さと優しさを感じさせる演技に定評があります。『トンイ』ではまさに、役柄と俳優の魅力が見事に重なり合い、多くの視聴者の心をつかみました。

ペ・スビンのプロフィール

  • 本名:ユン・テウク
  • 生年月日:1976年12月9日
  • 身長:180cm
  • 主な出演作
    • 『朱蒙』(2006年~2007年)サヨン役
    • 『風の絵師』(2008年)朝鮮王朝第22代王・正祖(チョンジョ)役
    • 『華麗なる遺産』(2009年)ヒロインを支えるレストランオーナー役
    • 『トンイ』(2010年)チャ・チョンス役
    • 『秘密』(2013年)
    • 『最高の結婚』(2014年)
    • 『優雅な友達』(2020年)病院の院長役
    • 『恋慕』(2021年)朝鮮王朝の高官役
  • 特徴
    • 中国への演劇留学経験があり、中国ドラマ『記憶の証明』(2003年)に出演
    • 様々なジャンルのドラマ・映画で幅広い役柄を演じている実力派俳優です。
  • ペ・スビンさんは2013年に一般女性と結婚しましたが、2020年に離婚が報じられています(参考記事

まとめ:チョンス兄さんは実在しない人物だが最後までトンイの物語に不可欠

史実には存在しない架空の人物でありながら、チョンス兄さんは『トンイ』というドラマを支える大きな柱のひとつです。

正義感にあふれ、信念を持ち、そして人を守る力を持った彼の存在は、物語の中でも視聴者の心の中でも、確かに生きています。

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この記事を書いた人
韓ドラ散歩道

「韓ドラ散歩道」を運営している韓ドラ大好き主婦です。
最近は特に「韓国時代劇」に夢中。王様・王妃・側室たちのドラマを、歴史や家系図・人物相関図とあわせて楽しく深堀り中!楽しくわかりやすい解説を心がけています。

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